製品安全規格の重要安全部品の選定は大切です!

*製品安全規格の設計において「重要安全部品」の選定は非常に大切です!


1.設計時点で重要安全部品の選択は必ず、的確に行うこと!


・LVD、UL、IEC等の製品安全規格に適合するための回路設計を行うときに、第一番目の「重要な設計作業」として、重要安全部品の選択がある。
・これを確実・的確に選定しないと、検査時に判明して、再試験などの大変な事態になる。

・特に、今まで、安全規格に準拠しないで、製品化している場合は、この的確な選定を行っていないので、結局、再選定が必須となる。
備考):下のような、多くの製品安全規格で、要求事項となっている
・計測・制御・研究室用機器の製品安全規格(IEC61010-1)では14章(部品及びサブアセンブリ)、2章(引用規格)
マルチメディア機器の製品安全規格(IEC62368-1)では付属書G(部品)、並びに付属書L
・家庭用電気機器の製品安全規格(IEC60335-1)では24章(部品)
・医療機器の製品安全規格(IEC60601-1)では4.8章(部品),4.9章(高信頼性部品の使用)
などその他の規格.


2.エビデンス(証明書等)の入手が必須です!


・「重要安全部品」はその部品毎に、該当する規格があり、それに適合している各国認定試験所により承認された「認証部品」を使用しなければなりません。又、必ず、サプライヤーから、認証のエビデンスとして「証明書」などの収集が必須です。
・同時にRoHS対応の確認も必須です。


3.試験時に、証明書の確認を実施すること!


・各種製品の「製品安全規格試験」において、「重要安全部品」は「各国の認定試験機関による検査では適合認証品」が使用されているかを検査される。
又、この部品の認証書等(認証機関等の発行証明書)の有無の確認がある。
・従って、検査前に入手が必要になる。


4.重要安全部品とはどんかものか!


・製品安全設計時に使用する部品・組立品において、重要安全部品は以下のようなものです。
・以下に該当する場合は、十分に注意して選定しよう。
(1)危険電圧がかかる部品

電源卜ランス、ヒューズ、電源プラグ、電源コード、電源インレット、電源コネクター、電源アウトレット、電源スイッチ、ブレーカ、リレー、筐体材料、フォトカップラ、ライン間抵坑、高圧抵抗・コンデンサの複合品、ファンモーター、内蔵電源、高圧部品、モータ等
(2)安全保護用部品
ヒューズ、ブレーカ、インターロックスィッチ、サーモスタット、バッテリー充電制御回路、サーマルヒューズ(トランス内蔵の物も含む)等
(2)EMCに関係する部品

ラインフィル夕ー、サージアブソーバ、ライン間コンデンサ、ライン・シャーシ間コンデンサ等
(4)高エネルギー部品/組込機器

リチウム電池、ファーン、モータ、ハードディスク、レーザーユニット、内蔵電源等
(5)絶縁材料、火災に関連する部品
プラスチックの筐体/コネクタ/端子台、 PWB、配線、プラスチック部品等
(参考)表.重要安全部品の具体例一覧
(4)表.重要安全部品の具体例一覧


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投稿者: EMC & Safety コンサルタント

*EMC&安全コンサルタント ・iNARTE認定エンジニア(EMC & Safety)、都産技研(MTEP専門相談員)