LVD指令等の試験は自社で実施し、CEマーキング費用削減する!


*LVD(低電圧指令)指令では、「自己検証(モジュールA)」が原則になっている。
・(LVDの試験は自社検証でよく、NB(認定試験機関)の関与は必要ない。)
・また、下表のごとく、その他の指令も、自己認証が可能です。
表.EU指令と自己認証の可否
表.EU指令と自己認証の可否


上記のように、自己検証による、CEマーキングの自己宣言ができます。


*自社検証ではLVDの規格試験費用の削減のみならず、対策ノウハウの蓄積ができます。
・最初の試験では試験方法を理解しなければなりませんが、「以後の製品の試験は容易に試験できる」ようになり、「試験費用は大幅に削減」できます。

・更に、LVDの規格内容も理解でき、製品への「規格対応ノウハウの蓄積ができます」。
図.自己認証の過程と効果
図.自己認証の過程と効果


*ご参考:LVD試験の例


(1)IEC 61010-1規格の体系
・LVD試験の計測・制御・研究室用機器の規格はEN/IEC61010-1です。
この規格の体系は下図のようになっています。
主に試験に関係する項目は、保護要求(6~15項)になります。


(2)試験機器が必要な試験項目
・特に測定が必要な試験項目は「電気関係と温度関係」の測定が主です。その他の項目は測定器を使用しない目視等による検査がほとんどです。
・電気、温度の試験には上記の電気と温度関係の計測器を揃えるか、又、不足分はレンタル等で借りることで、対応できます。


(3)試験機器の導入費用
・電源入力が16A以下の場合、EMC試験設備(数億以上)と比べて、非常に安く(約3百万程度)設置できます。
・又は、必要に応じて、試験機器をレンタルして、試験することも可能です。


(4)テストレポートの作成
・自社にて、テストレポートのテンプレートを作成する。
・又は、テストレポート様式はIECから購入して、利用できます。


(5)自社認証の効果(試験費用削減、開発期間短縮、ノウハウ蓄積など)
・「自社で試験を行うのメリット」は、要求事項、試験方法の習得による、「製品安全の対応設計」のノウハウを蓄積できます。
・試験所の予約・待ち時間等に左右されなくなど
「開発期間の短縮」が図れます。
自己認証の効果


*関連URL
 ・LVD指令のサイト.


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