*IEC 62368-1規格は、「規格構成、主なポイント」を認識して、規格を見ると理解しやすくなります。
・表題:「オーディオ・ビデオ及び情報通信技術機器」の安全要求事項(Audio/video, information and communication technology equipment – Part 1: Safety requirements)
*主なポイントは以下です。
・適用範囲:「適用の機種例」が附属書Aに記載されている。(下表参照)
・一般要求事項は第4章と附属書
・各危険源リスクへの要求事項を5章~10章に記載
①電気的傷害(5章)
②電気による火災(6章)
③有害物質(7章)
④機械的傷害(8章)
⑤熱による傷害(9章)
⑥放射(10章)
・試験項目と要求内容がIEC 60950-1と大きく異なる。
・試験レポート形式もIEC060950と違う。→再試験要
・「各リスクの限度値」は危険エネルギーの危険レベル(分類)により、異なる。
*対象機器:対象機器の例(附属書A参照)
*IEC 62368-1とIEC 60950-1の体系
(1)IEC 62368-1体系
(2)IEC 60950-1体系
*参考情報:JEITAから比較表が公開されている
・IEC 62368-1 第 2 版 - IEC 60950-1 第 2 版 Amendment2 対比表
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