*製造メーカがCEマーキングを確実に取得するためは、確実に下図の手順を実施することです。
*いきなり、試験から開始すると、下のようなトラブル状況に陥ることになります。
・試験に1回で合格しない。→「試験費が増大」する。
・大きな改修が発生する。→試験費用だけでなく、部品追加、再設計、が発生し、「開発費用が増大」する。
・上記より、開発期間も延長になる。→「出荷が期日に間に合わない」。
*前記のトラブルを防ぐ方法は
・第一に「事前の検討と最終試験前の事前評価の実施」です。
・既に、製品があるならば、自社主体で、適合性の評価を実施することです。
*確実な手順での結果は
下のようになります。
・試験に合格しやすい。(不適合の箇所が少なく、軽微の改修ですむ)
・試験費などの費用が当初計画通りになる。
・計画通リに出荷ができる。
・更に、設計ノウハウが残る。
*CEマーキングを確実に取得するための手順!
図.製造メーカがCEマーキングをスムーズに取得するための流れ
*尚、大切な作業は「流れ図の前半の部分」です。
1.EMC指令
(1)EMCテストプラン作成
(2)開発製品の最終試験前のEMC評価(規格適合性確認のため)
2.LVD指令
(1)設計段階での設計レビュー(図面等による規格適合設計チェック )
(2)電気&温度試験前目視チェック
3.RoHS指令
(1)全部品のRoHS対応部品の選択
(2)部品メーカが「正規RoHSエビデンス」を提供を可能か (入手して確認が必須)
以上です。